ご来店頂いたお客様にもクセ毛で悩んでいる人は多いですね。
生まれつきだからと言う方が多いかと思いますが、日本人の約9割が生まれつき直毛だと言われています。
でも、実際にはどこかしらにクセ毛がある人が多いんですよね。・・・ということは、多くの方が元は直毛だったのにクセが後から出てきたということが考えられます。
くせ毛の原因は何なのか?
くせ毛は、髪の毛自体がうねっているのではなく、頭皮毛穴の奥にある「毛包」すなわち毛が生えてくる毛根部が曲がっているのが原因です。
毛包の曲がりにより、毛母細胞で作られた髪の毛が押し出される際にカーブした毛包を通るため、髪の断面が直毛の場合は円形なのに楕円~歪に変形し、曲がりくねって生えてきてしまいます。
また、髪の成分はコルテックスと呼ばれるケラチンたんぱく質でできているそうですが、そのうちの硬いたんぱく質と柔らかいたんぱく質の分布が偏っていると、縮れ毛になるようです。
毛包が曲がる原因の一つは、間違ったヘアケアやカラー及びパーマなどの薬を使う施術によって受けてしまった頭皮へのダメージです。
その他、毛穴の皮脂詰まりも毛根からの髪の成長を妨げたり、偏った食生活やダイエットのやり過ぎ、加齢によってホルモン分泌減少の影響や髪を作り出す細胞まで栄養が行き渡らずに、髪が細くなってクセ毛のようになってしまったりもします。
くせ毛の日常ヘアケアとして・・、
- クセ毛は手入れの仕方でダメージを受けやすいため普段のヘアケアに気を付けて下さいね。
クセ毛のケアは、とにかく摩擦を最大限に抑えることが大切で、特にブラッシングの際はブラッシングローションを適量塗布し、間隔が広めのクシを使って摩擦から髪を守るようにします。 - ヘアドライヤーやヘアアイロンを使用する際は、熱でヘアダメージが進行しないよう髪にブローローションをつけて高熱から守るようにすると共に、同じところを長時間あてないようにします。
- 髪と頭皮を清潔に保つためにシャンプー洗浄は出来るだけ毎日行なうことが望ましいです。低刺激性のご自身に合ったシャンプーを選び、軽くマッサージするように洗うと血流を良くし効果的です。十分にすすぎ洗いしましょう。
- トリートメントは、シャンプー後に水分を軽くきり、トリートメント剤を髪全体に塗り広げます。そして頭をタオルで覆って最低3分程度放置した後、すすぎ洗いすればトリートメント補修剤の栄養成分が効果的に浸透作用します。
- 乾燥した季節は髪がパサつきやすくなりますので、トリートメント後に保湿成分入りのリンス又はコンディショナーで髪表面を整えると良いでしょう。順番を間違えないで下さいね。
- 髪・頭皮の成分となるタンパク質ですが、食生活においては、植物性タンパク質が豊富な豆類や豆腐などを意識して摂取されるとよいでしょう。
- 髪の毛は、夜寝ている間に新陳代謝が活発になり成長しますので睡眠時間も大事です。特に午後11時から午前2時頃にかけて新陳代謝が活発になり、古い細胞が新しい細胞に再生されるようですので、健康増進の為にも留意頂くことが何よりですね。
以上は、ダメージヘアケアに共通する日常的なケア方法です。
サロンでの施術について
縮れ・カールが著しい方は美容室で綺麗に矯正できますが、縮毛矯正剤をはじめとし、パーマ剤・カラー剤(ヘアマニキュア除く)は、髪・頭皮に強い刺激を与え、施術間隔の頻度が多いとダメージが高まります。 縮毛矯正は約2~3ヶ月、通常のパーマは約1.5~2ヶ月、カラーは約1~1.5ヶ月を目安として期間をおき、頭髪のコンディションに合わせることが重要です。
薬剤によるダメージを抑えるために、当サロンでは天然植物原料をベースとするカラー剤・パーマ剤を使用すると共に、炭酸泉の効用により残留薬剤の刺激成分を中和除去した後、トリートメント補修によるヘアケア施術を合わせて行なっています。
また、髪のダメージが著しい方は、カウンセリングによりヘアケア施術方法を適宜調整させていただきますので、お気軽にご相談下さい。
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